企業向けセミナー 自衛隊編
某陸上自衛隊より、テーピングセミナーの要請がありましたので出張してまいりました。
日時や場所は規制により出せませんが、駐屯地なので電車を乗り継いで、かなり時間をかけ郊外まで行かなくてはなりません。
セミナーの対象は「野病隊(野戦病院隊)」の方々を含め、およそ80名の大規模なものとなりました。
国防のため、日々過酷な任務に就かれている隊員の体は、普通ならとっくに壊れていても不思議ではないくらい酷使されていました。
「もう少しケアを考えた方が・・」と提案すると、長が「砲弾担いで走られればそれでいいんです」と、一蹴されました(汗)
酷使された肉体
始めは、ちゃんとペアになって受講されていたのですが、だんだんと「腰が痛い」「膝がいたい」「指が曲がらない」「肩が上がらない」など、症状を訴えられ、個別対応を例にセミナーを進めることになりました。
座学より実践といったところでしょうか、食い入るように学ばれていました。
熱気の中、あっという間の2時間でした。
セミナー後も少し時間があったので、希望者には質疑応答を呼びかけると、自らの体を気遣った隊員たちに囲まれての説明対応になりました。
有事の際には、真っ先に国防の最前線に立たれる隊員さんたち。駐屯地を後にしながら、健康を祈らずにはいられませんでした。
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