基本コース 190324 第1回目
今回は基本コースの1回目、女性ペアが参加されました。その内の一人がバスケットボールの実業団OG。実業団ではいわゆる固定する「ホワイトテーピング」を主にされていたようで、キネクションテーピングとの違いに初めは戸惑っておられました。
しかし、お二人とも手先が器用でみるみるテープもキレイに貼る事が出来とてもいい感じでした。
キネクションテーピングでは、「だいたいこの辺にこんな感じ」とか「予めテープを30cmに切る」などといったテーピングはありません。
筋肉には、必ず始まりと終わりがあります。これを「起始」「停止」といいます。テーピングを行う前に、狙っている筋肉の起始・停止を確実に触知する練習を行います。
テーピングと解剖学
一部の雑誌やネット動画のような曖昧なテーピングでは、せっかくのパフォーマンスも十分に発揮できないばかりか、逆に筋肉にストレスを与える結果にもなりかねません。
最近ではおそらく自己流の、残念なテーピングを良く目にするようになりました。
テーピングと言っても、まずは解剖学ありき。特にキネクションテーピングでは、「触ってわかる解剖学」を念頭にテーピングを行います。
今まで聞いたこのも無い、筋肉のその働きや関連に受講生も真剣そのもの。あっという間に時間が過ぎてしまいました 。
今回のテーピング内容
【座学】10:00~11:30
- 基礎解剖学用語の説明
- 関節の運動方向
【実技】11:30~16:00
- 大腿四頭筋
- 大腿二頭筋/ハムストリング
- 腓骨筋群
- 大殿筋
- 中殿筋/トレンデレンブルク徴候
- 梨状筋/座骨神経痛
受講生の皆さんは、復習をお願いいたします。
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