基本コース 190623 第4回目

基本コース 190623 第4回目

本日はキネクションテーピング、基本コースの4回目のセミナーです。午前中は、これまでの復習と事例に基づいた質疑応答を行いました。

皆さん、1か月の間にいろいろな方にテーピングを行って研鑽を積んでいるようで頼もしい限りです。実際の故障にテーピングを行ってみて、テーピングの効果があった無かったとか、こんなケースの場合はどうすればいいのかなど現場での体験発表会のようでした。

本日の内容

【体幹】

  • 肩甲挙筋
  • 僧帽筋
  • 腹直筋
  • 広背筋
  • 外腹斜筋
  • 内腹斜筋
  • 横隔膜
  • 腰方形筋
  • 大胸筋
  • 小胸筋
  • 菱形筋

復習

まずは、これまで学んだ24部位のテーピングを繰り返し復習します。

胸から首にかけてのテーピング

首周りの筋肉は重たい頭を滑らかに動かすため種類が多く、かつデリケートなものが多いのが特徴です。したがって、体表からの位置関係や働き、故障時の状態などを詳しく把握しておく必要があります。

位置を割り出すのに便利

キネクションテーピングでは、骨位置を特定する目安についても学びます。代表的なものに次の物が上げられます。

  • 脛骨隆起の水平外方に腓骨頭
  • 肩甲骨下角の位置に胸椎7~8番
  • 腸骨稜の高さに腰椎4~5番(ヤコビーライン)
  • 後頭骨直下の棘突起は頸椎2番(軸椎)、その次に大きいのが頸椎7番(隆椎)
  • 頸椎7番と胸椎1番を見分けるのは首を回旋させる
  • 胸骨柄結合(胸骨角)の横から第二肋骨

胸郭出口症候群

呼吸時に、肋骨を引き上げ胸郭を広げる作用を補助する筋肉の説明。1番~5番に着く筋肉(前中後斜角筋、小胸筋など)

次回は、全37部位の総復習と認定試験の傾向と対策を行います。


この37部位は、キネクションテーピングを行う最低限の種類ですので、しっかりと練習を行って下さい。

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