応用コース 180429 第4回目
今回の応用コースの内容は、下肢のテーピングを中心に行いました。
- 半月板損傷
- こむら返り・肉ばなれ
- 膝の靭帯損傷
- 足関節捻挫
- 外反母趾・内反小趾
半月板損傷
大腿筋の筋力低下から、半月板に負荷がかかりますのでまずは、四頭筋強化のテーピングを行います。次いで、損傷の多い内側半月へのテーピングを行います。
こむら返り・肉離れ
強大な筋力を持つ下腿三頭筋(アキレス腱・腓腹筋・ヒラメ筋)へのテーピングです。ノーマルバージョンと強化バージョンの2種類を貼ってみました。
・ノーマルバージョン
・強化バージョン
ノーマルにオープンエイトを重ね張りしています。ガッチリとサポートしますので、トレイルランや山岳縦走など、負荷の強い運動に適しています。
膝の靭帯損傷
色々な方向からの負荷に耐える、膝の靭帯は故障が多い部位です。今回は、全方位からの負荷に対応したテーピングです。
まず、四頭筋の強化のテーピングの後、内側・外側側副靭帯、前・後従事靭帯へのテーピングを行います。
足関節捻挫
故障を起こしやすい足関節へのテーピングです。全方向の可動域の補助&補強を行います。
ある程度筋肉が出来上がっている方は、簡易バージョンの方がいいでしょう。
通常バージョン 簡易バージョン
外反母趾・内反小趾
年齢性別に関係なく、多くなっている症状です。
昔はヒールを履いている方に多く見られましたが、最近ではスニーカーを履いていても発生します。現代人の足の筋バランスの変化でしょうか。テーピングでは、バランスを回復するようにテーピングを行います。
貼る順番は以下の通り
- 縦アーチの補強
- 外反母趾・内反小趾の矯正
- 前足底の横アーチの補強と、土踏まずの強化
今回は、故障のメカニズムがきちんと理解できて、丁寧なテーピングが行えるかが重要な内容のセミナーでした。
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